4月も中旬、このところ曇天が続き折角咲いたコブシも今年は青空をバックに輝く時が少ない。 ユキザサ、未だ芽吹きだがその内に花もご覧ぜよう。 ヤマシャクヤク、これも2週間でようやくここまで伸びてきた。 ルイヨウボタン、西庭への入口付近の路傍。 プルモナリア、これはブルー。押されながら散策路傍へ出てきてしまった。 プルモナリア、ピンクとブルーがある。背丈がまさる草に押され、木漏れ日を探しながら毎春花を着けてくれる。 毎年、居場所を替えているヒメオドリコソウ。お邪魔にならないところが一番の住処らしい。 この時期は未だ西庭から母家が透けて見える。 枯れた沢筋の石の影に咲くミズバショウ。 いろいろの花が咲競い賑やかになってきた西庭、今は未だ明るく陽射しもたくさん降り注いでいる。(この日は薄曇りだが) カタクリも花の盛りを迎えている。 4/12日 イカリソウ、未だ葉は広がっていないが花が咲き始めている。 池の端のバイケイソウも2週間ほどでこんなに葉を広げてきた。 4/12日
いよいよ4月、新年度を迎え世の中はいろいろざわざわをしてる頃、ここは静まり返った別世界。 ハナニラ、これも逞しく路傍の小砂利のところに出てきて咲いている。掃き寄せられたのか、踏み寄せられたのか? ここではクリスマスローズの花期は長い。3月から5月初旬まで咲き継ぐ。霜にしおれても雨に打たれても逞しく立ち上がる。 雨にもめげずタツタソウも花の盛りを迎えている。 このところ落ち葉の層が厚すぎるのかようやく顔を出したが、少し株数が減ってきてるかも? 緑の葉がセリバオウレン。 シラー、ようやくブルーが咲きそろった。雪や雨にめげず3月の冬空から咲き継いでくれた。 ヒメリュウキンカ(キンポウゲ属)は日本のリュウキンカ(リュウキンカ属)と似ているためにつけられた名だが同じラナンキュラスの仲間の園芸品種。散策路傍で人の踏み足について広がったのか??ぽつりぽつりと広がっている。 ハルトラノオ、学名 Bistorta tenuicaulis日本固有種で福島県以西の本州、四国、九州の山地の木陰に自生する。 コブシはポリアンナのシンボルツリー、マグノリア仲間の代表選手。煙突の後に見える樹はユリノキ、これもマグノリアだが花も葉も未だまだ先。 この時期は花と云えばコブシ!(ポリアンナだけかも??)今年は開花直後に雪に降られそして雨模様、ちょっと勿体ない春だった。 4/6日
3月下旬、急に暖かい日がやってきて草木もあわてて芽吹きやら開花やらの仕度に追われてる! バイケイソウの芽吹き。日本では亜高山帯の林内で自生。根茎は生薬として血圧降下剤に用いられたが毒性があり、現在は用いられない。 チオノドクサ、ギリシャ語でchion:雪、doxa:輝き、雪解けの頃姿を見つけられたとか、英名:フローリ・オブ・ザ・スノーとも云うとか。ポリアンナの森でも春の雪にもめげずに咲いている。 フキノトウ、3月下旬ともなると花径も長く立ち上がってくる。これでも未だ美味しく食べることができる。 カタクリ、居を定めてから10年余り、ようやく実生繁殖が盛んになってきた。 3月下旬、未だ西庭からPOLLYANNAの母家が見通せる。 シラー、3月の初めころから白とブルーの2種類が咲いている。Scilla sibericaは名前が示すようにシベリア産種。 3/31日 セリバオウレン、日本には数種類自生し、これは葉がセリの葉に似ているからセリバオウレン。これも根茎は黄連という生薬で胃薬、整腸剤。 タツタソウ、落ち葉をかき分けようやく顔を出した小さな草花、根茎は苦い胃薬になるとか(生薬:鮮黄連)。 3/31日 クリスマスローズ、未だ木々が芽吹いていないため明るい西庭でのびのびと咲いている。いろいろな種類が実生繁殖しているため交配もすすんでいる。3月初旬から5月初旬まで花期は長い。 ヤマシャクヤクの芽吹き、散策路からちょっと外れたハンノキの根方、花期も3~4日、花を着ける頃にはあたりがうっそうを茂り始め、人知れずひっそりと咲く。 3/31日