こだわりの手作り料理

近頃のポリアンナ(2010年)


       このページは年頭から書き足しているため下段ほど、過去となります。

ico 今年も12月を迎えた。無事に月日を超え、庭先から暖炉の薪に至るまで、越年の準備は整った。
ico 中旬を過ぎると霜が降り、黄葉が一気に進む。大きなおおきなホウノキの葉から楓の葉までいろいろな形やさまざまな色の葉が毎日まいにち音を立てて舞い散る。
ico 11月、お天気もようやく落ちついてきて、青空の日が続く。
写真をクリックしてごらんください。

 

テラスの霜 Cottonweedの霜の朝 霜をかぶったヘメロカリス Cottonweed前の降霜した落葉 霜の降りた落葉
                           霜の朝
真っ白な霜、強い朝日に照らされるとサッと消えていく(母屋のテラス)
霜の朝、ダンコウバイやカラマツの黄葉が朝日に輝く。(薪の準備が進むCottonweed)
こんなに霜をかぶっても未だヘメロカリスは咲いている。
降霜した前庭。(左奧が母屋の玄関)
11月中旬過ぎ、晴れた朝には辺り一面に真っ白な霜が降ることがある。

ico 今年のように夏が猛暑だと秋の紅葉が期待できるとか、いろいろ云う人がある。10月の中旬頃からお天気がぐずついていたが気が付くと庭先のアブラチャンがパラパラと葉を落とし始め、下旬には粗方散っている。秋の陽に輝きながら青空に映える潅木の黄葉がここのウリモノだが、今年はちょっと冴えないかなぁ?!
ico 9月の下旬になり突然のように気温が下がってきた。それまでが暑かった夏の延長だったため、身体の調子を整えるのが難しいほどの激変に思えるが、自然の植物たちはちゃんと時節を教えてくれる。ヒガンバナもサラシナショウマも、いつものように...。

サラシナショウマ サラシナショウマ サラシナショウマ サラシナショウマ ヒガンバナ
                   サラシナショウマ                      ヒガンバナ
いろいろな昆虫がいっぱい集まってくるサラシナショウマ、あのスズメバチまでやって来る。
サラシナショウマは見た目よりも美味しい蜜がいっぱいなのかも...。
秋の陽を木間に受けて白い花穗を風になびかせるサラシナショウマ。左の奥の方の日溜まりにはヒガンバナも見えている(西庭)。
盛夏には水涸れが心配された噴水池もサラシナショウマが咲く頃には沢水を勢いよく吹き上げている。
暑かった夏も突然の低温もさらっと受け流して...お彼岸の頃にはちゃんと咲いてくれるヒガンバナ・曼珠沙華・天井に咲く花。表通り沿いから西庭の奧まであちこちに賑わいを添えてくれる。

ico 9月、夏休みも終わり、また静かな季節が戻って来た。朝晩は富士山や甲斐駒ヶ岳が姿を見せる日が多くなり、気温も20℃を割り込み始めている。
ico 8月、下界の「連日の猛暑」ニュースを傍目に、森の緑陰のあちこちには今年もウバユリが咲き始めている。
ico エゾエノキの樹液はカブトムシやクワガタの好物で、この頃になるとたくさん群がって賑やかになる。この木を食樹とするオオムラサキ、雌がやって来て飛び回っている。

センニンソウ ノリウツギ ウオーターポピー ウバユリ ウバユリ
   センニンソウ     ノリウツギ     ウオーターポピー          ウバユリ
母屋のアプローチ脇のコニファーの上に乗り移って咲きほこるセンニンソウ。これも暑い時期に咲いてくれるクレマチスの仲間。花の向こうに見えるのが母屋の玄関ドア。
花の少ない残暑の頃に豪華に咲いてくれるノリウツギは貴重。
沢水が少なくなる季節、草木の蒸散作用が激しいためますます池の水も少なくなる。
突然、思いもよらないところに現れるウバユリ(そこで7年の歳月をかけて育つ)、バックヤード付近にも咲いている。
8月初旬の大イベント? ウバユリが咲く一週間。

ico 毎年7月の最終土曜日に開催される「八ヶ岳ホースショーinこぶちさわ」、雨に祟られることもなく、今年も盛大に開催された。騎馬パレードから始まり各流派の馬場馬術演技披露など盛りだくさんのイベント、最後は打ち上げ花火でしめくくった。
ico この森の奧にはオオムラサキの食樹、エゾエノキの巨木が多く、マグノリアの森にも20~30年生の自生樹がある。毎年7月の下旬頃になると必ず軒先まで飛来する。近隣にはオオムラサキセンターがあり、昆虫全般としては、散歩で行ける範囲にこぶちさわ昆虫美術館もある。

写真のキャプションをクリックすると動画も見られます。
花火 ウエスタンライディング 火の輪くぐり カドリール オオムラサキ
     花火    ウエスタンライディング   火の輪くぐり     カドリール     オオムラサキ
小淵沢の花火大会も年々大きな花火があがるようになったものだ。
このぐらい乗れたらウエスタンもステキ!モンク無し。
日本ではちょっと珍しい火の輪くぐり。
ちょっと規模が大きな夜のカドリール。
この国蝶オオムラサキはポリアンナ産かもしれない。庭内にあるエゾエノキはオオムラサキの幼虫の食樹。

ico 樹々の緑は一段と深まってきたし、下界は猛暑の毎日とか、いよいよ「森の木陰でヒーリング♪のんびりごろごろ癒しの隠れ家」といった様子になってきた。もちろんリンパケア 八ヶ岳サロンもご好評。
ico 7月、今年の梅雨明けは早いのか?と思っていたら、7月になってしまった。あちこちに随分豪雨を降らせているようだが、この地ではそれ程例年との差は感じなかった。

デゴイチ D51 498 緑陰 水路 蓮池
   クレナイ       ヘメロカリス     スモークツリー           クロヒメ
ヤマアジサイ・クレナイ、真っ白な花を着け、日にひに紅に染まっていく。
七月のCottonweed前庭付近。
スモークツリー、周囲の樹々が年々緑陰を広げているためそろそろ移植か?。
ヤマアジサイ・クロヒメ、この季節の庭内で一際異彩を放っている。
庭内のあちこちに咲くクロヒメ、場所によって、また日を追って色合いが多少ずつ異なっている。

ico かねてから、計画中だったリンパケアマッサージをいよいよ開設した。山名リンパケア 八ヶ岳サロン 開設!
ico 6月、ここ山梨県西北端の八ヶ岳の南麓では梅雨空がやってくるのは未だまだ先のこと。梅雨の末期の7月の初めまでは"五月晴れ"?の日々がけっこう多い。

デゴイチ D51 498 緑陰 水路 蓮池
    SLがやってきた、デゴイチ(D51)      緑陰         水路         蓮池
ほんとに久々に見るデゴイチ(D51)の雄姿だが、電化された中央本線を走るよりローカルな小海線を走らせた方が素適だと思った。
5月の最後の週末と6月初めの週末にSLがやって来た。甲府~小淵沢間を土曜と日曜に1往復ずつ。
日増しに深まる緑陰。
晴れた日は辺りを埋め尽くす草木の蒸散作用が活発になり、この水路の水量も細くなる。
ハーレシアが白いベル形の花を散らし、ミイラの廻りを埋めていく。

ico 5月下旬、八ヶ岳南麓はどこまでも萌葱色の世界が広がる。ポリアンナの庭ではウワミズザクラ、利休梅、ハーレシアなどが青空をバックに白さを咲き競う。
ico 南東にそびえる富士山も眼前の南アルプスの山々も峰には未だ雪を頂いているが山裾の方からは緑のグラデーションが這い上がっていく。

 
キレンゲツツジ 西庭入口付近 ハーレシア リキュウバイ 蓮池
                          ハーレシア      リキュウバイ      蓮池
キレンゲツツジ、若葉が繁り始めた西庭。
強烈な陽光にオオデマリの白さがまばゆい。西庭入口付近の緑陰も日増しに深くなっている。
利休梅(リキュウバイ)の白と比べるととハーレシアの白は随分柔らかなオフホワイトだ。
五月晴れに輝く利休梅。
蓮池の廻りのクサソテツもだんだんゼンマイを伸ばしてきた。 5月中旬

今年のゴールデンウイークは好天に恵まれ五月晴れの下で萌葱のシャワーをたっぷりと楽しめた。草木が葉芽を伸ばして辺りの景色が日にひに変化していく様はこま落しの映画を見ているように景色が移っていく。

ミツバツツジ アジュガ 西庭 ルイヨウボタン 西庭入口
  ミツバツツジ      アジュガ        西庭       ルイヨウボタン     西庭入口
噴水池から流れ落ちた沢水は次の蓮池へと流れて行く。
シェードガーデンの西庭でもこんなに陽射しいっぱいの場所もある。
この時期、西庭は未だ木漏れ日がいっぱいで明るい。クリスマスローズはもうハザクラ状態、のびのび広げた葉は未だ柔らかく野菜のよう。
ちょっと珍しい"ルイヨウボタン"、西庭入口の路傍に花を着けているが名札が無ければうっかり踏まれそう。
日増しに草木が葉芽を伸ばしていく。西庭入口付近

5月を迎えて草木ががいっせいに芽立ち始めた。今年は4月の天候が不順だったために概ね花期が長い。

プルモナリア ハナニラ 西庭逍遙路 北庭はなれ ユキヤナギ
  プルモナリア       ハナニラ    西庭より望む母屋    北庭はなれ     ユキヤナギ
3月の初めに咲始めていたプルモナリアも今が盛り。西庭
ハナニラ(イエイオン)、西庭はいよいよ花々で埋め尽くされてゆく。
枯野の姿がみるみるうちに緑に埋もれていく西庭から母屋を望む。右奥がCottonweed。
北庭のはなれ、今年はソメイヨシノが5月まで花をつけていた。
今年、ユキヤナギは咲き始めの頃に雪や雨、遅霜に祟られたために花期が長くなり5月にはいってようやく満開になった。

中旬を過ぎると桜の花が順々に里から山へと上がってくる。
 庭先のソメイヨシノは12日頃開花した。例年より1週間ほど早まったがその後の天候が不順で雪や遅霜に襲われながら存えている。
4月、'桜'  '新学期'  '新年度' いろいろな始まりの季節。
 ここでは花の季節が始まる。八ヶ岳高原、シーズンの始まりはじまりぃ!

ウバユリ 準備中 蓮池のミイラ Cottonweed フユザクラ
    ウバユリ       北帰行        蓮池         Cottonweed     フユザクラ
この頃のウバユリは艶々とした葉をどんどん広げている。ちょっと厚めの葉だがサラダにして食べられるのではと思うほどみずみずしい。4月下旬の西庭群生地
4月中旬を過ぎると北帰行の途中で、鴨たちが庭の池へ立ち寄るようになる。
 
  蓮池に蛙の卵も見え始めた。西庭は未だスッキリ見渡せる。極寒の冬を乗り越えたミーラの彫像も夕陽を浴びて少し暖かそう?
ようやくスイセンも花盛りを迎えたCottonweed、午後の前庭。
昨年暮れから咲始めていたフユザクラも "ようやく春だ" と一斉に開花。(逆光の午後の陽に輝く西庭のフユザクラ)

3月中旬を過ぎると急激に暖かくなり、アッという間にあの春の大雪も溶け去った。春咲き球根類が次々と顔を見せ始めている。木の芽時には未だ程遠いが暖かさに浮かれてついつい野良仕事にふける日が多くなる。

シラー クリスマスローズ クリスマスローズ セリバオウレン ショウジョウバカマ
    シラー           クリスマスローズ          セリバオウレン   ショウジョウバカマ
シラーの仲間の先頭を切って咲くのがチューベルゲニアナ。シビリカなどへとつづきこの仲間は5~6月頃まで咲き継ぐ。
クリスマスローズ、向こうにに光っているのは種を落とした後のウバユリの花穗。
陽射しが強まるに連れてクリスマスローズ達が勢いを増している。
セリバオウレンも先ず花から、間もなくセリのような葉を伸ばし、高木達が葉を広げる前にたっぷり陽を浴びる。Coptis japonica
落葉の隙間からショウジョウバカマが花茎を持ち上げてきた、未だ葉は去年の古いまま。

春だはるだと浮かれていると3月11日、いきなり春の大雪がやってきた。
 2月、中旬を過ぎると急に気温が上がり始めた。一番寒い季節のはずなのに....。今年は春が早くやって来るのでは?

大雪 プルモナリア スのドロップ 福寿草 シロハラ
    春雪       プルモナリア     スノードロップ      福寿草        シロハラ
 いよいよ春だぁとか浮かれていたら、ドカーンときてしまった!(3/12日の朝)でも、この地ではトカ雪が来るのは春の知らせ、43cmと記録的な積雪だがこの朝には小雨にたたかれ、午後からは回復した陽射しにどんどん溶け始めている。
 この春、仲間内(プルモナリア)ではイチバンノリだ。「あたしゃぁ、高温多湿の日本的な気候は苦手だから、ポリアンナの森は最適だぁ」
午後の陽をうけるCottonweedと南のはなれ。
母屋前から表通りの方を望む。葉を落とした唐松か林立する。
窓越しにカメラを向けると、仕事をやめてしまった。(落ち葉を一枚いちまいめくって餌を探す)一冬中、庭先で過ごし、暖かくなるとシベリアへ帰って行く。

2月にはいり、いきなり大雪!(25cm) これは春の兆しだ。 東京でも5cm積もったとニュースで騒がしい。太平洋側を低気圧が通過して雪を降らせるのは春型の天気図。今年は春が早いのかも知れない。

雪の朝 雪の表庭 初冬の朝、Cottonweed ハンノキ ハクモクレンの蕾
                雪景色                  ハンノキ      ハクモクレンの蕾
春の兆し!朝日を浴びる雪の朝。ここは春型の天気図になると雪が降る。
朝日が徐々に庭先へ。登校前の子供達はもう雪遊びをしている
2月1日の大雪! 翌朝、白銀の別世界。
ハンノキの冬枯れの姿はここの冬景色だ。
大寒を迎える頃、ハクモクレンの蕾はもうこんなに...。

大寒の頃には寒が緩み、西庭では蕗のとうも採れ、生のまま味噌であえて初物の味を楽しむ。
青空の元旦、にわかに掻き曇りうっすらと白くなる。間もなく陽射しが戻り、先ずは穏やかな年の始まりとなった。

雪の甲斐駒ヶ岳 氷の上のミイラ像 蓮池の氷 噴水に氷が 寒中の噴水池
                        お正月から寒の頃...
厳寒の甲斐駒ヶ岳。客室から観た、朝日を浴びる甲斐駒ヶ岳。
氷の張った蓮池の上に横たわるミイラ像。”さむそう”
蓮の葉と松葉や草の種が一緒に氷漬け。
陽射しは明るいが水は冷たい、噴水の下には氷が張り付いている。
元旦にうっすらと積もった雪が一週間から10日間も残っている。