このページは時間を追って書き足したため下端が年頭になります。
12月、世間では師走とか年の瀬と囃し立てられ、猫も鼠もそわそわとしてしまう時節だが、ここ八ヶ岳の麓、ポリアンナの森では穏やかに時が移ろい、毎日が暮れていく。
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シモバシラ
この冬初めてのシモバシラを確認、と言っても地面にできる霜柱ではなく、シモバシラという植物の枯れた茎に霜柱のような氷が着いたもの。12/8日 西庭
初冬の西庭 朝日のCottonweed はなれ ヒメフウロウの越冬
初冬の逆光に光るフユザクラ。今年はちょっと開花が早いようだ。
冬枯れの西庭から朝日を受ける母屋・ポリアンナ(左奧)とCottonweed(正面奥)を望む。正面の黄葉を残しているのはメタセコイア。
早朝、母屋(POLLYANNA)の前庭からダイニングルーム(Cottonweed)をみる。太陽が唐松にさえぎられ、逆光の東の空全体が明るく輝いて見える。秋から冬へ段々と空気が澄み渡ってきているのが景色にも表れてきている。
初冬、朝日を待つ北庭のはなれ。
夏のうちに庭のあちこちへ種を落としたヒメフウロウは12月ともなるともうこんなに育って、降霜にも耐えながら真っ赤に紅葉する。このまま越年して春には沢山の花を着ける。
11月に入り一段と黄葉が進み、山々の峰がくっきりと見え始めた。
11月も下旬になると庭の黄葉も一段落、落葉掃きの季節に入る。
北庭の秋
左奧の大きな黄葉はユリノキ。
さぁて、ここの落葉掃きもちょっとしたボリュウムになる!
この赤いカエデの向こうに見えるのが北のはなれ。
北庭の端にあったベンチの代わりに立像が。
グリーンコーンの緑と楓の紅の対比が際立つ。
西庭の秋
鬱蒼と茂っていた蓮池周辺も明るい落葉の秋を迎えている。
シークレットガーデンの秋。稲科の植物を主としたこの庭はもう早々に刈り取られひっそりと黄昏を迎えている。
願掛けのフランコ辺りの秋。
西庭の秋。フジの蔓が巻き付いたハンノキ。向こうに見えるのは農機具小屋、ずっと奧に母屋(POLLYANNA)が見える。
ウバユリの群生も秋を迎え、カラカラに乾いた実がはぜて木枯らしが吹くのを待っている。
西庭の秋
エゾエノキ(正面の緑)はこの後何度かの霜にも堪えながら黄葉し、一番最後に葉を落とす。後方に輝くユリノキとは対照的に天辺から黄葉してくる。
ユリノキの黄葉は下の枝から段々上へと進む、その途中の黃~黄緑~緑の美しいグラデーションは季節の移ろいを目のあたりに見せてくれる。
紅色も鮮やかなマユミの実。正面左は午後の日を浴びて黄葉が進むシュモクレン、右は唐松。
西庭入口付近にどーんと構える大アブラチャンは早々と落葉し、春一番の開花に備える。
ウバユリの実も乾燥してはぜ、種を飛ばす準備完了!木枯らしを、待つ。 フウチソウも秋風にそよぎ次第に枯れ草色をを深めていく。
西庭口周辺の秋
初秋、真っ白に咲いたノリウツギは朝晩の低温にさらされて少しずつ紅色に変わっていく。 この後、木枯らしが吹く頃になっても頑張り続け、ドライフラワーになる。
ニシキギは葉の紅葉も素晴らしいが真っ赤に熟れた実も鮮やか。
噴水池の辺りも紅葉:ニシキギが、黄葉:ダンコウバイアブラチャン。 正面奥のオオトネリコは他の木々の黄葉を見下ろしながら最後まで蒼く頑張る。
西庭口から観た母屋(ポリアンナ)。
ポリアンナ(母屋)の壁にからまる蔦(ツタ)も紅葉が進む。 リビングのテラスには暖炉用の薪が段々増えてくる。11月初旬
母屋周辺の秋
ポリアンナ(母屋)前庭の秋。紅葉に負けじと色づく薔薇の実。
ポリアンナ(母屋)二階の客室から観た表庭の秋。手前左の紅い葉は母屋の壁にからまるツタの紅葉。正面奥がCottonweed(カフェ)。
ポリアンナ(母屋)二階の客室から観た北庭の秋。左奧に屋根が見えるのが北のはなれ。
これは黄葉が美しい楓。Cottonweed(カフェ)前庭。
Cottonweed(カフェ)前庭のこの楓は新緑の頃も紅く、秋の紅葉は更に輝く紅色に染まる。11月初旬
表庭の秋 アプローチ口辺りの秋
Cottonweedから母屋の紅葉を観る。11月の午後の陽。
ダイニングルーム(Cottonweed)の入口から母屋方向を観た、紅葉。
母屋の玄関からアプローチの紅葉を観る。正面の唐松は上の方から黄色く色づき始めている。(前方が表通り) 右側の天辺が真っ赤に紅葉しているのが花散里(ハナチルサト:カエデ)、天辺から徐々に紅く色づき、黄から色緑の葉が下に向かって紅に染まっていく。
アプローチの両脇にも檀香梅(ダンコウバイ)が沢山ある。午後の陽に明るく輝いている。
表通りの檀香梅も黄色く色づき始めた。10月下旬
鉄の造形作家 戸谷真也氏の作品を設置
シルバーウイークも終わり、一段落した頃合いを見計らって、かねてより延びのびになっていた彫像を庭内に設置した。100~300kgに及ぶ鉄の彫像10体を、まる二日間を要したが無事に完了。
戸谷真也 作品
蓮池に横たわる "永遠"。
北庭 はなれ のテラスには中腰に構える像。
西庭の円形花壇に立つ二人像。
北庭の芝地の角にたたずむ立像。
メインダイニング(Cottonweed)の入口に立つ立像。
戸谷真也 作品
母屋の東南角に立つ妊婦像。
Cafeの前庭の座像。 奧が母屋の前庭。
更にアプローチを進と右手に、立像 ''道''。
そしてアプローチを一歩入ると「ようこそ~!」。立像 ''希望''。
先ずは表通りに面した南東角にお目見えした座像。
彼岸の頃ともなると朝晩はめっきり冷え込み、もう半袖では寒い!朝晩(12~13℃)には暖炉に火を入れることもある。
9月、夏休みを終えて静かな季節が戻って来た。秋の風情を増してきた庭先では草木も昆虫達も涼風に背中を押されている。
ウバユリの実 蓮池 蓮池 ヒガンバナ
ウバユリの群生地。向こうの奧がCafe Cottonweed(メインダイニング)
ウバユリの実。草丈は2mに達するものさえある。
初秋の蓮池。黄昏までにはもう一時の猶予が。
蓮池も初秋の木漏れ日をうけて名残惜しそう。
お彼岸には決して違えることなく顔を見せてくれる。
西庭逍遙路 円形花壇アーチ 円形花壇 サラシナショウマ
西庭の逍遙路。正面が農機具小屋、左奧が母屋、赤い花をヒガンバナ。
円形花壇入口のアーチから母屋の方を望む。
花がめっきり少なくなった西庭円形花壇。秋の日溜まりと澄んだ青空を楽しむ。
サラシナショウマも秋のスタープレーヤー。やはり蝶や蜂など昆虫達に大人気。
初秋の西庭口付近。
ミカエリソウ ミカエリソウ クラリーセージ シークレットガーデン
どうしてミカエリ美人なのか...、蝶や花虻、蜂たちが乱舞する秋の日溜まり美人。。
めっきり花が減った円形花壇、秋が出番のミカエリソウ。
西庭の日溜まりにはこぼれ種で咲いた花達が集う。クラリーセージも草丈が高いため、負けずに秋の陽を愛でることができた。
向こうに見えるのはヤマトアオダモという落葉高木。この森には20mに達するものもあるが、これは未だ10m足らずの若木。今年はカブトムシやクワガタがたくさんやって来た。
シークレットガーデンは西庭の鬱葱とした木立間を抜けてぱーっと陽射しを浴びる明るい一画。
シークレットガーデン ヤマボウシの実 シュウメイギク 秋桜
秋のシークレットガーデン。稲科の植物が多いこの一画は明らかな草地の秋に浸ることができる。
ヤマボウシはミズキの仲間。白い十字型の花を楽しませてくれるが、秋にはたくさんの実もプレゼントしてくれる。
シュウメイギクは中国原産のキンポウゲ科の花。草丈が1mにも達し、夏の雑草にもめげず秋に華やぎをくれる。
名のとおり、秋の陽に映える秋明菊。
母屋の玄関脇にもすっかり秋の気配がやって来た。(朝日を迎えるコスモス)
カブトムシ タマアジサイ ノリウツギ 朝露の輝く芝生
今年はカブトムシやクワガタの当たり年のよう。ヤマトアオダモの樹が好きだとは知らなかった。9月に入っても未だお相手が見つからない虫たちで賑わっている。
タマアジサイもアジサイの仲間としてはぐっとオソマキの花。
花が少なくなるこの時期に咲くノリウツギはちょっと目立ちたがり屋なのかも。
朝露の輝きのどこかに、もう秋の風情が潜んでいる。
8月の中旬を過ぎると朝晩は空気がしっかりしまってくる。朝露の芝生は歩きにくいほど朝露が足元を濡らす。
夏休み8月、避暑地八ヶ岳南麓高原、この地は人出のピークを迎える。
ウバユリ
正面の明るく白く見える辺りもウバユリの群生地。ここは人の出入が少ない奧まった場所のため草丈も人の身長に達するものもある。
今では数え切れない程のウバユリ。四半世紀の時を経てここまで増えてきた。
種が着床してから7年の歳月を経てようやく開花!たった1週間ほどの花期、一度限りの花を咲かせて一生を終える。
シェードガーデンにはうってつけの花、姥百合。
今年も夏休みを迎え、ウバユリが咲き始めた。母屋のテラス脇の西庭口から群生地が始まる
7月はホタルの季節だが今年は6月の末からもう飛び交っている。
(ここは標高1000m、平地からは一月遅れたホタルの季節)
キツネノカミソリ 蓮池
朝露の前庭 ユリノキ
キツネノカミソリもウバユリのように自生していたものが少しずつエリアを広げている。
ウバユリが咲く頃、キツネノカミソリも彩りを添えるように咲いている。7月下旬から8月上旬
今年は6月の末からホタルがたくさん飛び交っている蓮池。(蛍は平地より一ヶ月ほど遅い)
強い陽射しが降���注ぎ、芝生に朝露が輝く季節が始まる。
ユリノキもマグノリアの仲間。樹高20mにも達する高木。春を告げるコブシに始まったマグノリアの季節もこの花が咲く頃にはそろそろ夏本番が近い。 June 15
6月、オオヤマレンゲ、ユリノキへと咲きつぎマグノリアの季節が続く。
五月晴れの5月もそろそろ終わる頃、ホトトギスがやって来て鳴き渡る。
「トウキョウ トッキョキョカキョク」 「テッペンカケタカ」
シークレットガーデン
西庭は陰陽の差が日増しに深くなる緑陰の園。 May30
木漏れ日が眩しい。
黄花と赤花のクリンソウ。奥の方に葉を伸ばし始めたクサソテツ。このころ、蓮池にはオタマジャクシが一杯育っている。
蓮池の端に群れ咲くゼラニウム、そんな中にも太いウバユリがニョッキリ。種で繁殖するユリだから、我がもの顔であちこちに自生している。8月には人の身丈を超えるほどの茎を伸ばして花をつける。今(5月の末)は草丈50cmほど
西庭の端から母屋陽光を観たところ、左奧の木間に噴水池の噴き上げる水が見える。
シークレットガーデン 円形花壇
5月の末だというのにこの辺りは未だ春と初夏が入り交じっている。
冬越しをした葉の上に新葉を伸ばし始めた稲科の草。正面奥はウバユリの群生。
稲科の植物をメインにした庭だから、未だこの季節は賑わいが今ひとつだが...。
ここからは西庭の一番西南端にあるシークレットガーデン。 May 30
円形花壇の中央の植え込み。今はヒメフウロウが占拠して居るが、季節によって移りかわる。
円形花壇より母屋を望む 西庭 西庭入口
更に円形花壇の中へ。
円形花壇入口のモッコウバラのアーチをくぐり母屋側を観る。
円形花壇側から振り返ると、向こうに母屋の芝生が朝の陽光に輝いている。右手の網状の柵は鹿避け。白い花はサワフタギ。 May30
西庭の小径に入ると鬱蒼としたシェードガーデン。足下には咲き終えたクリスマスローズの葉と競うようにクリンソウが咲き、正面に盛りを過ぎたサワフタギが白く咲いている。この正面奥が円形花壇。
ここから西庭が始まる。 オオデマリが咲き終えてマロニエが満開、ヤマボウシがそろそろ白さを増している。 May30
母屋玄関前 Cafeへの小径 北庭 ハクウンボク はなれへ
母屋(POLLYANNA)の玄関前庭。 May30
母屋からダイニング(Cafe Cottonweed)への小径。ハナチルサトはこの季節には白く花のように若葉を広げている。(だんだん緑色に変わり秋には鮮やかに紅葉もする) 右奧がCottonweed。
バックヤード入口のアーチに咲くクレマチス。つるバラのアーチを占領してしまって、バラは端っこにちょこっとだけ。
ハクウンボクは信州に自生する花木。我家の庭にも7m程の若木があるが開花間もなく散り始め、花びらが辺りを真っ白に埋つくしながら咲き誇る。ここでも直径1cm余りの実を落とし自生している。
はなれ へのアプローチ。赤花はマロニエ、黄花はキングサリ。
五月の半ばを過ぎると樹々の葉が大きく手を広げ西庭は日にひにシェードガーデンへと姿を変えて行く。新緑の美しい季節だが草木の蒸散活動が活発になり沢水も減って、そろそろまとまった雨が欲しい。この地も遅ればせながら初夏!クロツグミがやって来て梢の天辺で見事なさえずりを披露してくれる。
朝日の表庭 スパニシュブルーベル 表庭 POLLYANNA ユキモチソウ
五月の朝は若葉が陽光に透けて、樹々も芝生も輝いている。 May18
スパニッシュブルーベルとイングリッシュブルーベルは花期も重なり似た感じの花、スパニッシュブルーベルの方が花穗の両側に花をつけて大柄。
クサソテツが葉を伸ばし始めた表庭。右奧が母屋POLLYANNA。
新緑のポリアンナ(母屋)をダイニング(Cafe Cottonweed)のテラスから望む。
テンナンショウの仲間にはこんなのもある。ソフトクリームのような、真っ白なお餅のような...。 May19
マムシグサ ハンカチノキ はなれ ハーレシア オーニソガラム
名前のようにちょっと不気味な姿だが、テンナンショウの仲間は日本に30種ほどもあり根茎は天南星と呼ばれる漢方薬になる。英名はCobra lilyと呼ばれたりするところをみると、あちらの人もちょっと不気味に思っているらしい。 ポリアンナの庭に自生するものはムラサキマムシグサか。秋には森の中に一際鮮やかな真っ赤な実をつける。 May14
柔らかい真っ白な葉苞がヒラヒラと五月の風に舞っているが強いときには堪えきれず落ちてしまうものもある。無事に咲き終えると直径20mmちかくの大きな実をつける。 May12
北庭のはなれ、ツインが2室の小さな世界。
北アメリカではシルバーベルツリーと呼ばれる。白い釣鐘型の花をいっぱいにつける落葉高木。別名、アメリカアサガラ。 May10
英名「Star of Bethlehem」とか大層な名前のオーニソガラムだが、庭先のどこにでも顔を出す元気な多年草。寒さにも強く雨が降ったり夜になれば花を閉じ、手がかからなく花期の長い花。 これはまかない裏のコブシの根方でギボウシや諸葛菜に責め立てながらも可憐に咲く姿。
北庭の芝生 北庭 Cottonweed キジ イングリッシュブルーベル
はなれ から北庭を通して母屋側を観た。
北庭も新緑に埋まり始めた。庭の向こうの奧の辺りに はなれ がある。
クサソテツが葉を伸ばし始めた。向こうに見えるのがダイニングルーム(Cafe Cottonweed)。宿恨フロックスも未だ賑わいを添えている。 May9
移住当時は猟犬を連れてやってくる鉄砲打と素手で戦う日々だったが、ここ何年かは猟師も現れなくなり、辺りの森にキジが増えてきた。庭の芝生で餌をついばむ姿を見ていると「オレの縄張りだぃ」と言っているらしい。
雨の日の落葉樹の根方に...。辺りにはギボウシも少しずつ葉を広げ始めている。 May7
ゴールデンウイークも無事に終わり、ポリアンナの庭の賑わいは益々だが辺りにはまた静けさが戻って来た。
4月中旬、急に気温の高い日が続き、コブシと桜が一緒に咲いてしまった。(例年、桜は下旬に咲く)
遊んで 窓辺で食べて ホンドリス
「春はやっぱりウカレルなぁ」遊びも一段と激しく、ついアクロバティックなものになる。
辺りに緑が増してくると食べるものには苦労をしない季節、なのに家の傍へやって来てはひとしきり遊んで行く。しばしの「いとまごい」をしているのか?
我がもの顔に飛び回ったりしているが、そろそろ森の奥へ帰る季節。
新緑の窓辺へやって来て、小鳥の食べ残した餌を拾ってみたり。
「ぼくの「つるし書き」をご覧あれ!」
■分類:ほ乳類 げっ歯目 リス科 リス属
■学名:Sciurus lis ■和名:ニホンリス(ホンドリス)■英名:Japanese Squirrel ■生態:低山帯を中心として森林に生息し、昼行性で、朝と夕方に活動的になる。種子、果実、若葉、昆虫などを食べ、習性として秋には越冬用の食料(ドングリ、クルミ、栗など)を地中に埋めたり樹の洞にためる。
★ニホンリス(日本栗鼠)は、リス属に属すリス類の1種。ホンドリスとも呼ばれ、日本固有種。本州及び四国に分布するが、中国・九州ではほぼ絶滅したとされている。「リス」は栗鼠「くりねずみ」の音読みから「りっそ」→「リス」と転じたもの。
リュウコジャム 池の端 ヒトリシズカ 蓮池 イカリソウ
この辺りも間もなく鬱蒼とした緑陰へと変身していく。
池之端には色とりどりの山野草(雑草もいろいろ)が咲き乱れる。
先ずは花穂を伸ばし、徐々に双葉を伸ばしながら緑色に変身していく。周りの瑞々しい緑の葉はウバユリの若葉。
ここのところ続いた異常な陽気で池の底から一気に蓮の葉が水面へ出てきた。水面には桜の花びらも...。 農機具小屋の向こうが母屋。
この辺りも間もなく鬱蒼とした樹々の葉に覆われるに西庭の一画。
朱モクレン ユキヤナギ Cafe レンギョウ 小径
ユキヤナギはここの土地柄に合っているようで、身の丈3m近くに咲き誇る。
こうしてみるとユキヤナギはやはりバラの仲間だ。
庭のカフェの廻りにも、花いっぱいの季節到来。
「早春の寒風に負けじと咲く花」というレンギョウの印象も、今年は「温々とした陽光の下で咲く花」になってしまった。
西庭の小径は野の花がいっぱいの散歩道。
フユザクラ ハクモクレン ウバユリ リス キジ
フユザクラは逆に今年は遅く咲始め、ソメイヨシノと一緒に咲き競っている。やはり今年の春は花暦が随分乱れているよう...。
ハクモクレンもやはり早く開花して、コブシと一緒に咲き競っている。奧の高木がコブシ。
8月に1.5mほどに育って咲くウバユリも、4月には未だこんな若葉を出したばかり。
冬の間、家の周りで過ごしていたリス達も間もなく緑が生い茂る季節になって、森へ戻って行く。バックヤードの堆肥場で骨を見つけてかじっているところ。
最近、キジ撃ちのハンターが現れなくなったため、ニワトリのように庭先をナワバリにしている。
4月6日、ちょうど この地の小学校の入学式の当日、ようやくコブシが開花! 平地では入学式といえば桜の花が定番だが、ここでは桜は下旬に咲く。
4月の声を聞くと大きく膨らんだコブシの蕾がはぜて いよいよ開花間近!
寒の戻りを繰り返しながら月が代わって4月を迎えた。
コブシ開花 ヒメオドリコソウ マグノリアの季節
ここ数日の異常気象(急に1~2ヶ月先の気温を記録)により、コブシが満開と同時に桜まで咲いてしまった。
(例年、桜はコブシが終わり少し間をおいて20日頃に咲く)ポリアンナの森は一気に賑わいを見せている。
ようやくコブシ開花! 硬い蕾がはぜてからちょうど1週間目にひらひらと真っ白に花びらが風にそよいだ。
3月の半ば頃からぼつぼつと咲始めていたが、4月にはいると庭のあちこちの路傍いっぱいに賑やかに踊り始め。
ムクムクとした毛に覆われた蕾がはじけで花びらを見せ始めた。(4/2日)
コブシが咲く頃になると草木も沢の水も...ここに暮らす者達すべてが春を感じる季節が始まる。
マグノリアの森のシンボルツリーでもあるコブシ、4月の声を聞くと同時に、いよいよ開花が近い! マグノリアの仲間達の中ではイチバンノリだ。
3月中旬、三寒四温の日々、下旬ともなるとさすがに、ここでも暖かな日がやってくる。少しずつ花達の顔ぶれもましてくる。
3月、下界は日増しに春めくころだがここは未だ朝晩氷点下の日がある。
2月中旬、突然暖かい日がやってきて4月の陽気とか...。つい庭仕事に出てしまう。ちょっとした作業でも汗ばむけれどこれはおかしい、異常気象のなせる業か?
2月に入ると先ずスノードロップが咲き始める。
タツタソウ ダンコウバイ 三寸アヤメ ギョウジャニンニク フキノトウ
タツタソウも枯野の落ち葉の中から逞しく春を告げてくれる。
ダンコウバイ(檀香梅)はこの地に自生するクスノキ科の落葉低木。早春の森に彩りを添えてくれるが、秋の黄葉もまた鮮やかだ。向こうに見えるのがポリアンナの母屋。
三寸アヤメも早春の花。向こうはカフェ・コットンウイード(メインダイニングを兼ねている)。
枯野に一際鮮やかに芽吹くギョウジャニンニク。今年は未だ鹿の食害にも合わず無事でいてくれるが...。 向こうはアブラチャンの古木。
ここでは年が明けるとぼつぼつ顔を見せ始めるフキノトウ。今年は庭先でたくさん収穫、天ぷら、味噌汁の具、味噌和えをビールのつまみにと楽しめた。山のフキノトウは畑で栽培されたものと比べると小粒だが香ゆたかで味も濃く、比較にならないうまさがある。3月の下旬ともなると花が開き、立派な山野草の趣だ。
蓮池 噴水池 クリスマスローズ ロウバイ スノードロップ
未だ冷たい池の水だが陽光はもう春の光。沢水がたゆまず注ぎ込む3月の蓮池。
3月の中旬、ここではスイセンがまだこんな蕾の状態。
クリスマスローズも2月の始め頃からムクムクと芽をもたげ始め、3月には一斉に咲きそろう。
そして樹木の春一番、この庭ではロウバイ。
今年も先ず春一番に咲始めるのがスノードロップ。
今冬は余り雪も積もらず暖かな年明けとなる。(もともと雪が少なく陽光いっぱいの土地柄)
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